行政書士の相続手続きの流れ
2023/09/25
相続というのは、大切な人を失ったときに、法的手続きを踏んで遺産を継承することを指します。その手続きの中でも、正確で効率的な手続きを行うために、行政書士の力を借りる方も多いです。今回は、行政書士による相続手続きの流れについてご紹介します。
目次
相続手続きとは
相続手続きとは、亡くなった人の財産を相続するために必要な手続きのことを指します。家族や親族らが遺産分割協議書を作成し、相続人たちがそれに署名、押印することで、相続手続きが進みます。 しかし、遺産分割協議書を作成する際には、法的な知識や手続きについての理解が必要となります。こういった手続きを行う上で、行政書士のサポートや相談が必要となることがあります。 相続手続きは、一度遺族が取り組んだら終わりではありません。手続きの完了、その後の執行までしっかりとサポートいたします。相続手続きを円滑に進めるために、信頼できる行政書士があなたのサポートになります。
相続手続きの流れ
まず戸籍の収集をします。お亡くなりになった方の出生までをさかのぼり、それらを確認しながら相続人関係図を作成し、相続人を確定します。それから、お亡くなりになった方の財産の調査をします。財産とは、預貯金や不動産様々なものがありますが、それらを正確に把握します。金融機関などで照会手続きをとり残高証明書の発行を進め、財産目録を作成します。不動産については固定資産税評価証明書や公図、名寄帳、登記簿などを確認します。そこから、相続人の間で分配方法を決めます。それらをもとに、遺産分割協議書を作成します。ここでは相続人全員の合意が必要です。署名、実印、印鑑証明が必要です。遺産分割協議書をもとに金融機関での手続きを進めます。相続税や相続登記については、専門の税理士・司法書士への相談をします。そのほか、遺言書の検認や相続放棄、遺留分の放棄などについては管轄裁判所の手続きが必要です。
おおまかには、このような流れになります。まずは、ご依頼者様の要望や問題点をヒアリングし、必要な手続きを決定します。その後、必要な書類の作成や取得を行います。それぞれの手続きや申請によって異なる場合があります。行政書士は、手続きのスムーズな進行に役立ちます。正確な知識を持つ行政書士に依頼することで、円滑な手続きが可能になります。
行政書士に依頼する理由
行政書士に依頼する理由にはさまざまなものがあります。行政書士は、身近な相談先としても注目されています。相続手続きは専門的な知識が必要であり、また煩雑な手続きや書類作成など、非常に時間がかかることが多いです。そんな時に行政書士に依頼することで、スムーズに手続きを進めることができます。また、行政書士は手続きに関する情報を常に最新のものに保つため、法律の改正や制度の変更にも迅速に対応することができます。行政書士の力を借りることで、安心して手続きを進めることができます。ぜひ、複雑な手続きは行政書士に依頼し、円滑な手続きの支援を受けることをおすすめします。