行政書士神村あゆみ事務所

行政書士試験の受験資格・合格率について

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行政書士試験の受験資格・合格率について

行政書士試験の受験資格・合格率について

2023/11/12

本日令和5年行政書士試験がありました。行政書士試験とは、行政書士になるための通過点の一つです。行政書士になるための一つの方法として国家資格である行政書士試験に合格する必要があります。この試験の合格率はどのくらいなのでしょうか。今回は、行政書士試験の合格率について詳しく解説します。さらに、受験資格や勉強方法についても解説します。行政書士試験を受験する方は必見です。

目次

    行政書士試験の受験資格

    行政書士は、行政書士法(1951年成立)により誕生した国家資格です。行政書士の資格保有者は、主に行政への許認可申請が必要となる場合に提出する書類の作成、官公署に届ける書類に関する相談業務などを行う法律の専門家です。なかでも行政書士はほかの士業と比較して、幅広い業務範囲が特徴です。行政書士試験は行政書士と名乗るために必要な国家資格試験です。受験資格はありません。つまり誰でも受けることができます。受験するためには願書を提出して、受験料を払えばだれでも受けることができるのです。では、行政書士試験の試験の難易度や合格率はどの程度なのでしょうか。

    行政書士試験の合格率の推移、試験内容

    行政書士試験の合格率は例年10%前後で推移しており、令和4年度12.13%、令和3年度11.18%、令和2年度10.72%となっています。行政書士は合格率の低い難関資格ではありますが、法律系国家資格のなかでは比較的取得が簡単なため、法律系の入門的な資格であるといえるでしょう。300点満点中180点をクリアする必要があります。6割で合格と聞くと容易に感じます。しかし、受験科目が多く勉強の範囲が広くさらに科目によって合格基準があります。それらをすべてクリアする必要があります。令和5年時点での試験内容は、憲法・民法・行政法・商法・会社法・個人情報保護法・一般知識・政治経済社会・文章理解などです。内容としては、5肢択一、多肢選択、記述問題があります。合格するためには、法令科目で122点以上、一般知識等で24点以上を最低限クリアしないと採点すらしてもらえないという厳しい試験です。

     

    行政書士試験の合格の秘訣は?

    行政書士試験を合格するためには、一般的に約1000時間の勉強時間が必要といわれています。法科大卒の方と法律初学者とでは勉強時間は異なるとは思いますがそれぞれ勉強方法や学習環境の整備が必要です。まず、自分に合った勉強法を見つけることが大切です。法律系の資格予備校に通う方や通信講座を受ける方、参考書を買ってご自分のペースで独学の方、様々だと思いますが、まずは過去問で出題傾向を知ることは大切です。日ごろからニュースを見たり新聞を読んでいる方は一般知識の問題に強いといえるでしょう。各予備校や出版されている模試を解くことで自分の弱点を把握し、何度も繰り返し問題を解くことで理解を深めることができます。また、勉強時間を確保するためには、家族や友人にサポートしてもらうなど、学習環境を整えることはとても重要です。

    まとめ

    行政書士試験は勉強方法や学習環境を整えることで合格に近づくことができます。自分に合った勉強法を見つけ、十分な学習時間を確保し問題演習を繰り返すことが重要です。努力を惜しまないことで、合格までの道のりを乗り越えることができます。あきらめず試験当日に向けてしっかりと体調を整え最高の状態で試験に臨みましょう。誰でも受けられる行政書士試験ですが、難関資格を乗り越える気力と体力そして覚悟は必要です。ただし高い壁を乗り越えた後の景色は素晴らしいものでしょう。

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